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知り合いではないけれど

勝手に知っていた人の話。

おはようございます。ELLYです。

毎日同じ時間に同じルートで通勤をしていると、

些細な変化に気がつくことがあります。

最近だと、道路わきに芽吹く緑やピンクに染まりだした桜の木、

見なかった顔が真新しい制服を纏って通学する姿に春を感じたり。

変化ではないけれど、無意識に見ている犬。

いつもはご飯を食べているのに、今日はご飯遅れてるな・・・とかw

すれ違う車の場所で、自分の出勤時間が遅いかも・・・など。

そんな景色の中で、いつも家の前に立っているおばあちゃんがいました。

かれこれ1年くらいかな?土日以外はほぼ毎日。

お出かけスタイルで、持っているかばんには名札らしきものがぶら下がっている。

きっと、デイサービスかなんかに通っているんだと思います。

花の咲く季節になると、切花にして持っている姿を見ました。

通っている先で飾ってもらっていたのかな?

雨の日は傘も差さず、木陰で雨宿り・・・自宅前にカーポートがあるので、

そこに退避すればいいのに(笑)なんて思った事もありました。

雪の日はニットの帽子に上着のフードもかぶって、まるっとした姿が可愛らしい。

先月、春を前にして1ヶ月仕事を休んだ私は、

職場復帰の日、いつものように家の前に立つおばあちゃんに癒されました。

が・・・いつからだろう、四月に入った頃かな。

おばあちゃんが休みがちになりました。

毎日待っていた姿が飛び飛びに・・・お迎えの時間が変わったのかな?

なんて思っていた矢先の先日、葬儀社の車がおばあちゃん宅前に。。。

。。。え。

うちに帰ってから、新聞のお悔やみ欄を確認する。

掲載拒否をしない限り、県内の亡くなられた方を確認する事ができるので・・・

すると、そのおばあちゃんの家のあたりの住所で一軒、

88歳の女性が亡くなった事が記されていました。

見た目年齢がばっちり合う。。。きっと、あのおばあちゃんだ。

つい先日まで普通に見かけていた顔が、あっという間に。。。

長期にわたって入院していたとか、自宅で介護を受けていたなんて事だったらまだしも、

帰宅時、自宅裏の畑で草むしりしている姿も見ていたのに・・・。

全く何の関係もないお宅だけれど、私が一方的に見ていただけなんだけど、

とてもショックで悲しい出来事でした。

いまもまだおばあちゃん家の玄関には忌中行灯が飾られています。

おばあちゃんの姿は見えなくなってしまったけれど、

これからも見てしまうんだろうなぁ・・・。