読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

今村復興相の件

今村復興相が記者会見中に激昂し、質問をした記者について「出て行きなさい!」と怒鳴った件について、かなりの情報過多になっています。

記者会見中に激昂したというだけで、ヤレヤレという感じですが、質問した記者が誘導したとか、激昂よりも重大な発言があったとか様々言われています。わざと怒らせるような質問をする方というのもいらっしゃるとも思いますし、でも、公の場で怒鳴るのもどうかと思います。そんなことを考えていたら、復興庁のHPに記者会見の全文が掲載されていたので見てみました。

http://www.reconstruction.go.jp/topics/17/04/20170405115121.html

これを読めば一目瞭然かと思いましたが、読んで見るとなんとも微妙な内容です。これだと怒っちゃいけないんじゃないかなぁ。字面で追っても語気までは伝わってこないのでなんとも言えませんけどね。「自己責任」という言葉を誘導したかったというのはよく分かります。

ことが原発だけに、その是非やら何やらと議論が広がると、私も口を出せるような者ではないのですが、「自己責任」というのは、もう少し世の中に浸透して欲しいと思っています。前例がないので、判例等もありませんから、どこまでどれだけ保証するか、その範囲を決めるのも容易ではないと思います。そうした中で、どこかで線引きをしなければならないのは当然だと思うのですが、記者は何もかも全て保証しなければならないという論調に読み取れます。原発事故にあったことを自己責任とは言いませんが、加害者が全てを保証しきれるはずがないのですから、その足りない部分はどうしても自己責任の範囲になってしまうと思うのです。

どこかで線引きというものをしなければなりませんし、したとして境界線の付近で良い条件と悪い条件に分けられると、悪い条件に分けられた側、特にギリギリだった方は「そりゃないよ」となるわけです。しかしながら、それを一つ一つ拾うことが不可能だから、ある程度代表とされる方々で話し合って決定して行くものでしょう。

結論としては、決定する側は大変だということです。どこでどう線を引いても不満は出るでしょうから、しっかりとした考え方の下で決めて頂ければと思いました。