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レリーフのイメージ

レリーフに使う粘土をつめた浅い木箱はフレスコをやるために作ったものである。フレスコと言うのは漆喰に顔料を水で溶いて描く絵である。漆喰の地が濡れている間に描くと顔料が漆喰に染みこみ漆喰が硬化すると絵は一緒に硬化するので半永久性を持つ。漆喰の硬化と言うのは化学作用で漆喰が岩になるのである。人類史の最初から、たとえばアルタミラの壁画は2万年前に岩に描かれたのだがフレスコが残っている。フレスコと言うのはフレッシュと言う意味で顔料に油やにかわなどの混ぜ物が入っていないので新鮮、フレッシュと言う意味である。新鮮な色彩、半永久性は理想である。

フレスコ画を描きたくてチエンマイで漆喰を探したが漆喰だと英語で書いて買ってくると漆喰でなかったり散々失敗してもう諦めている。タイは石膏の輸出国で日本もタイから輸入しているがタイで石膏を買うと不純物のせいかかり石鹸をメス型に塗ってオス型に流し込んでも自民党と官僚のように癒着してはがれなくて泣く思いを何度も経験した。タイの原料で日本で精製した石膏なら失敗はないのだが運賃や関税のために非常に高くなる。

粘土でレリーフの原型を作るつもりだが,また石膏の剥離の段階で悩まされる。成功と失敗の割合は5割である。

木の浅い箱は30x55センチで深さは6センチである。長方形で何を作ろうかと考え、裸婦の立像にした。裸婦は頭の後ろで手を組み両肘を張っている。20年前の研究所で描いたデッサンがあるのでそれをもとにするが、小さい像だし粘土で盛り上げて作るのでもとのデッサンなど役に立たない。レリーフと言うのは浮き彫りだが石膏のレリーフは浅彫りでは見えにくいので、そんな失敗から盛り上げるようにし平面から立体の半分にしようか。するとレリーフと言う立体を押し込められた表現ではなく平面から立体が飛び出すようになる。彫刻に近くなる。

白い石膏はそうしなければ効果がない。

とまあ、いろいろイメージを描いている。

おや、今日はパソコンの文字の調子がいい。