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電話

【贋怪談徒然日記(2466)】

★某月某日

もう何年も前の話だが隣の自営業やってる家がこちらになんの相談もなしにいきなり薪ストーブ付けやがった。

いろんなところで争いの火種になっている薪ストーブだが、ルールを守って使えば煙や臭いはそれほど出ないの。

きちんと乾いた燃料を使うとか、こまめに手入れをするとかね。

ところがそこん家はきちんとした燃料を買う金がもったいないからって知り合いの植木屋からもらった材木をそのまんま燃やしてた。

本来なら一年ぐらい乾燥させなきゃいけないはずのものをそのまま燃やすから煙や臭いが出るわ出るわ。

いい加減だから手入れもろくにしない。

洗濯物は干せないし家の中に臭いも入ってくるもんだから生活が滅茶苦茶になった。

同居してた婆さんはただでさえ喘息持ちで大変だったのに、煙のせいで悪化して入院する羽目になった。

市の方に相談しても取り締まる法律がないって言うし、区長を交えて話し合いの席を設けようともしたんだけどあっちはしきりに嫌がるしでお手上げ状態だった。

そんなある日のこと、出かけようと思って隣の家の前を通ったら、家主が庭で足を血まみれにして呻いていた。

もらった材木をチェーンソーで切ってたら、間違えて自分の足を切ってしまったらしい。

とりあえず見殺しはまずいと思って救急車呼んだ。

出血多量で危険な状態だったが家主の足は大した障害も残らず、しばらくすれば治るとのことだった。

まあ数ヵ月後、戻ってきた家主はこちらに礼の言葉もなにも言わず相変わらず臭い煙をこちらによこしてくれた。

何も変わらない。

見返りなどを求めて助けたわけじゃないけど何かあってもよかったんじゃないかとは思った。

結局婆さんは喘息こじらせて死んだ。

その後、隣の家は薪ストーブの整備不良が原因の火事を起こし、こちらの家も半分焼けた。

査定に引っかからず保険金はほとんどもらえなかった。

家の原型は残ったけど、とても生活できるような状態じゃなかったのでうちは引っ越すことになった。

隣の家は火災保険でなんとか家を建て直して商売を再開したそうな。

あそこで気づかなかったフリして見殺しにしてれば元の生活が戻ってきてたかもしれないし、家も失わずに済んだかもしれない。

人助けなんてそうそうするもんじゃないね。

たぶん日本人じゃなかったんだろうな。

うめき声が彼の国の言葉だったしな。

Kさんからの投稿。

★某月某日

小学生の頃、家の電話に電話がかかって来るのを予知できた。

来るって感じた時に電話の前で待機したらすぐ電話がなった

これが結構な頻度であったから偶然ではない気がする

今はもう無理だけど鍛えたらまた出来るようになったりするのかな

Nさんからの投稿。